経営・業務・ITを融合し、企業価値を最大化を目指す!
「IT経営」とは、経営・業務・ITの融合による企業価値の最大化を目指すことをといいます(経済産業省の定義)。目的なく現業をIT化するだけでは効果は限定的です。自社のビジネスモデルを再確認したうえで、経営の視点から、業務とITとの橋渡しを行っていくことが重要です。
多くの中小企業では、経営、現業、ITの連携について課題を持っています。経営とITの好循環確立に成功した企業を見ると、赤字化・合併等の事象を引き金に経営主導で取組を始めた例が多くなっています。しかし、引き金となる材料を自発的に得られる企業は現実的には少なく、全体の底上げに向けた対策が急務です。
IT経営では、業務プロセスの再構築や、ITを活用した顧客満足、生産性の向上を目指します(攻めのIT)。また、事業継続やサプライチェーンの維持のためのIT、情報セキュリティなどの守りのITも必要です。攻めのITと守りのITのバランスをとりながら、企業価値の最大化を目指していきます。
ITコーディネータのプロセスガイドライン
ITコーディネータは「プロセスガイドライン」と呼ばれる独自の方法論を持っています。全てのITコーディネータはケース研修を通じて「プロセスガイドライン」に従ったプロジェクトを推進するためのトレーニングを受けているため、安定した品質でのコンサルティングサービスを提供することが可能です。
ITコーディネータのプロセスガイドライン体系図
ITC長野には、様々な業界、職種で豊富な経験を積んだコンサルタントが40名以上在籍しています。「プロセスガイドライン」による共通した方法論に従い、各コンサルタントの専門特化したノウハウを提供することにより、質が高く実践的なコンサルティングを行うことが可能です。在籍コンサルタントについてはこちらのページをご参照ください。
ITC長野のコンサルティングは、ITの技術面のみに焦点を当てたものではなく、必ず経営、業務/マネジメント、IT/オペレーションを一体として捉えていきます。各階層向けの施策についてPDCAを回していくことで、短期的な対策と中長期的な対策を組み合わせて実施していきます。
各種コンサルティングメニューについては、以下をご参照ください。
IT経営に関する各種簡易診断を実施し、現状のレベルと今後の方向性の目途をつけます。いずれの診断も、ヒアリング~レポート作成・報告まで2日~3日程度の期間で実施します。
IT経営を実現するには、まずは経営戦略をしっかりと組み立てる必要があります。
業務改革を実現するにはITの活用は不可欠です。業務プロセス・業務ルールの整備・再構築をサポートし、ITを活用した実行支援を行います。
IT経営を推進するためには、IT戦略の策定が不可欠です。経営戦略の方向性を整理したうえでIT戦略を策定します。また、策定したIT戦略の実行支援を行います。
RFP作成、導入支援、モニタリング
ITの利活用が行われなければ、IT経営の実現は出来ません。ITの調達支援(RFP作成支援等)、IT導入におけるPMO・ベンダーマネジメント支援、IT導入後のモニタリング支援などを行います。